グッピーの飼い方‐準備編の水槽、砂利、水、水草の4点の準備ができたら、いよいよグッピーを水槽に移して飼育を始めたいと思います。
1、魚を水槽に移す
それでは魚を水槽に移したいと思いますが、ここで焦ってはいけません。
魚にストレスを与えないように慎重に進めていきましょう。
現在魚が入っている水と、水槽の作った水は水質が違う為、急に魚を入れてしまうと水質の急な変化に魚がビックリしてしまいます。
まずは両方の水の温度を同じ温度にしてあげましょう。
現在魚が入っている方を透明のビニール袋に移し替えます。すでに袋に入っていればそのまま水槽の水にプカプカと浮かせてください。
3時間も浮かせておけば水の温度はほぼ同じになります。
そしたら魚を水槽に移します。
移すときは魚の入った袋に少しずつ水槽の水を流して入れていってください。
水槽に袋からあけてしまうのではなく、魚が自ら袋を出て水槽に入って行くまで待ちましょう。
グッピーがすべて水槽に移ったら、無事に移動終了です。
水槽に移ってすぐは慣れない水槽に興奮気味なので、魚が落ち着くまでそっとしておいてあげましょう。
2、餌の与え方
初めは餌をあげてもなかなか食べないので、一日・二日経ってから餌をあげましょう。
グッピー達が水草や砂利を突っついてきたら、食べ物を探している合図です。
そしたらグッピー専用の細かい餌をあげます。
初めは少しずつあげます。1分くらいで食べきれる量にしましょう。
餌を食べきれずに余ってしまうと、どんどん水質が悪化して汚れてしまうので注意してください。
そして夜寝る前に餌をあげるのはやめましょう。
夜に暗くなると魚も寝るので、その前に食べると消化しきれず寝てしまうため、お腹に良くないので注意しましょう。
1日2回くらい日中に少しずつ分けてあげるのが良いと思います。
3、水温管理
後は水温管理をしっかりとしていれば問題ありません。
20℃~30℃くらいの水温でも大丈夫ですが、最も適した温度は24℃~28℃くらいです。
冬場などもっと水温が下がるときはヒーターを入れて24℃くらいをキープしてあげると安心です。
☆ここでヒーターを使うときの注意点です☆
ヒーターを使うときは水槽の中で水流が必要です。常に水が混ざり合う様に水に流れが必要です。
流れがないと場所によって水温の違いが出てヒーターの周りだけ熱くなってしまいます。ヒーターが正確に機能できないのと、魚も火傷をする危険があります。
エアーポンプか、ろ過装置を入れて水流をつくってあげましょう。
☆夏場の水温上昇にも注意が必要です☆
日の当たる窓辺などは避け、なるべく涼しい所が良いと思います。
それでも水温が上がるときは扇風機で風を当てたり、ペットボトルに水を入れて凍らかした物を入れてあげると、だいぶ水温上昇を抑えられます。
まずはこれらに注意して飼育を始めてみてください。
分からないことがあれば遠慮なくお問い合わせください。