去年の夏頃に近所の方からグッピーを10匹ほど貰いました。
近所の川に温泉が流れ込んでいる所があって、そこにグッピーが生息しているらしく、取ってきたのを我が家にも分けてくれました。
まさか青森の川に熱帯魚のグッピーが生息しているなんて思いもしなかったので、とても驚きました。
どれも成魚でオスは尾ビレが大きくキラキラと光って輝いていました。
子供達は大喜びしたので、ホームセンターから中くらいの水槽(幅27㎝、高さ17㎝、奥行き16㎝)と水草を買ってきて飼育することにしました。
それでは 「グッピーの簡単な飼い方 」 をご紹介します。
ぜひ飼育してみてください。
グッピーはもともと南米北部に生息していた熱帯魚です。
熱帯魚の中でも丈夫で手間がかからず飼いやすいため、初心者にはおすすめの熱帯魚です。繁殖も簡単にできるので楽しいです。
初心者の場合は、病気に強く育てやすい国産のグッピーがおすすめです。
《最低限準備する4点》
1、水槽を準備する
さほど大きくなくても大丈夫です。小さな虫カゴで2・3匹飼うのも可愛いです。
45㎝水槽なら10匹くらい、60㎝水槽なら15匹くらいなら大丈夫だと思います。
金魚鉢くらいなら4匹くらいにしたほうが良いと思います。
あまり窮屈だとストレスになるのと酸素不足になるので気を付けましょう。
そして順調に飼っていると、すぐに赤ちゃんが産まれて増えるので、初めは少なめに飼うか違う水槽を用意するのもいいと思います。
2、水草を入れる
水草は見た目を良くするだけではなく、とても重要な役目を果たします。
酸素を送るポンプなどを入れなくてもグッピーは元気に生きていけます。
水草は水中で呼吸をするため酸素を吐き出します。
ポンプなどで酸素を送る役割を果たすので、グッピーの数が多ければ多目に入れてあげましょう。
そうしないとグッピーが酸欠になってしまいます。
そしてグッピーの赤ちゃんが産まれた時に赤ちゃんの隠れ場所になります。
赤ちゃんは隠れ場所が無ければ産まれてすぐに大人のグッピーに食べられてしまいます。
赤ちゃんを別の水槽に移す前に食べられてしまうので、水草などを多目に入れて隠れ場所を作ってあげましょう。
お勧めは 『アナカリス』という水草で、熱帯魚屋さんや金魚屋さんなどで売っている、かなりメジャーな水草です。
丈夫な上、値段もお手頃です。グッピー1匹に対して1〜2本入れてあげましょう。
3、小石や砂利を敷く
多く入れなくても大丈夫です。底に1センチくらいでも良いので入れてあげましょう。
徐々にバクテリアなどの微生物が生着し、グッピーのフンや食べカスなどを分解して、ろ過装置の役目を果たし水を浄化してくれます。
安定してグッピーに良い水質を保つためにとても重要です。
買ってきたら軽く水洗いしてから入れてあげましょう。
4、魚に適した水
熱帯魚の中でもグッピーの水は比較的簡単に作ることができます。
水道水の場合はカルキ抜きと、淡水の熱帯魚に適した水を作れる溶剤を使用します。
どちらもペットショップやホームセンターで売っているので、使用容量を守りグッピーに適した水を作って下さい。
そして温度管理もとても重要です。
グッピーが生活できる温度は約20℃~30℃と許容範囲は広いのですが、最も元気に活動する適した水温は24℃~28℃と言われています。
この範囲に水温が保たれていれば、エサも良く食べ病気にも掛かりずらくなると思われます。
水温変化の幅が大きいとストレスになり病気の原因にもなるので、冬場などは特に最低温度を一定に保つようにヒーターを使うと良いでしょう。
とりあえずこの4点準備ができたら飼育を始めることができます。
それでは飼育を始めましょう!!
[…] グッピーの飼い方‐準備編の水槽、砂利、水、水草の4点の準備ができたら、いよいよグッピーを水槽に移して飼育を始めたいと思います。 […]