近所の小学生達が体をクネクネさせながらスケボーの様な物に乗っているのを見かけた事はないでしょうか?
これは【エスボード】や【ブレイブボード】と言って小学生や若者の間でブームとなりましたが、今や老若男女問わず幅広い年代に人気のスポーツとなっています。
もちろん我家の子供達や近所の友達のほとんどが持っていて、今では欠かせないアイテムの1つの様です。
誰でも簡単に始める事ができるので、健康のためにも親子で楽しく始めてみてはいかがでしょうか。
記事の内容
◇ エスボードの魅力
大人も子供も気軽に楽しめる
実は私も8年程前から乗っていて、サーフィンやスノーボードが出来ない時の陸上トレーニング(陸トレ)として愛用しています。
乗っている感覚はサーフィンに近く、体や筋肉の使い方が似ているため、陸上での良いトレーニングになります。
足腰の筋力トレーニングはもちろんバランス感覚や体幹を鍛え、有酸素運動で基礎代謝を上げ、お腹周り・お尻・下半身などのシェイプアップにも効果的です。
小さな幼児から始めている子供も多く、バランス感覚を養い体幹を鍛え、あらゆるスポーツの身体能力向上、運動神経の向上に期待できます。
そして何と言っても気軽に始めることができるのが最大の魅力ではないでしょうか。
ちょっとした空き時間などに車や人と接触することのない公園や駐車場など平らな舗装があれば乗ることができます。
エスボードとは?
見た感じはスケートボードに似ていますが、実はボードの作りや仕組み、乗り方も全く違います。
【キャスターボード】とも呼ばれ、二輪タイヤが360度回転するキャスターの様に動く、韓国で初考案されたボードになります。
スケボーは1枚のデッキで、タイヤが前側2つ後側2つの計4つ着いているというのは皆さんご存知かと思います。
対して【エスボード】は前と後ろ2つのデッキに分かれていて、タイヤは前側1つ、後側1つの計2つとなり、トーションバーで連結された前後のデッキが違う動きをします。
自転車の様にタイヤが前と後ろ2つのためバランスを取るのが難しく、コツを掴むまで難しいかもしれません。
ネットショップでは種類や色も豊富で、【ブレイブボード】より圧倒的に安い価格で購入できます。
ブレイブボードとは?
【エスボード】を改良し作られたのが【ブレイブボード】で、基本的な作りや形、動作は同じです。
【エスボード】と比べると高価ですが、細部にこだわり頑丈な作りになっている様にも見えます。
子供用に特化していて小さいサイズの種類が豊富にあります。
アメリカの『Razor社』が【Ripstik(リップスティック)】という商品で販売し、日本では正規代理店である(株)ビタミンiファクトリーが【ブレイブボード】として商標登録し販売されています。
今では【Ripstik】の他、【Ripster】【Ripstik air】【Ripstik NEO】【Ripstik dlx mini】など、他にも新しいモデルが次々と出ています。
大人用、子供用サイズがある
ネットなどで検索した場合、大きさが目に見えて分からないので、サイズを確認する必要があります。
小学生低学年だと大人サイズは大股開きになるため、かなり乗るのが難しくなります。上達も遅くなり危険にもつながるので体に合ったサイズを選びましょう。
大体の目安としては、身長120cm位までは子供用サイズが良いと思います。
【小さい子供用サイズは67㎝が多いようです】
【大人用の大きいサイズは87㎝が多いです】
◇ エスボードに乗ってみよう
乗る前チェック
【エスボード】は多くのパーツで構成されネジ止めされています。安全に乗るために付属の『六角レンチ』でネジやタイヤの緩みが無いかチェック締めしてから乗るようにしましょう。
また、すいすい乗れるようになってくるとタイヤ(ウィール)の消耗が激しくなり、すぐにボロボロになってしまいます。スムーズに動かなくなり乗り心地も悪く、上達の妨げになるので早めに交換しましょう。
ネットショッピングに交換用タイヤも出品されているので準備しておくと良いでしょう。
注意点
初めのうちは転倒することも多く、肘や膝、頭を守る為にもヘルメットなど『プロテクター』を装着した方が良いと思います。
乗る場所は凸凹や小石などが無い平らな場所で、基本的に公園など車や人が通らない舗装された場所になります。
ボードにはブレーキが無いので、初めのうちは傾斜の少ない平らな所で始めるのが良いでしょう。
公道で乗ることは禁止されているので、乗らないようにしましょう。
初めは「つかまり乗り」
足はそれぞれデッキの真ん中辺りに乗せます。
初めは全く感覚が分からないので、物や人につかまり2輪車に乗る感覚を掴みます。
掴まりながら少しずつ前に進んでみると良いでしょう。
1人でチャレンジ
前側のデッキに前足を乗せ、後ろ足はボードの横にスタンバイします。
ガニ股になりがちな人が多いですが、少しだけ内股の方がカッコ良いと思います。
【写真は右足が前のグーフィースタイル】
後ろ足で地面を蹴りボードを少し走らせてから、後ろ足もボードに乗せます。
ボードから降りる時はブレーキが無いので、ボードを前側にパタンと倒すようにして降ります。
《動画の方が分かりやすいと思うので動画にしてみました》
上達すると更に楽しい!
ボードに両足を乗せて安定するようになったら、ボードを左右にくねくねと動かして進んでみましょう。
曲がる方へ体を倒してみたり、上半身も使って動きを大きくしたり、坂を登ってみたりするともっと楽しくなります。
思っている以上に全身運動になるので、筋力アップやシェイプアップに効果的です。
ぜひ隙間時間に楽しんでみてください。
【エスボードで体幹トレーニング動画】
【小さい子供用サイズ】
【大きい大人用サイズ】